陸上の走りでは「守備ができない」「視野も狭い」その理由とは


こんにちは
谷田部です。

サッカーにはサッカーの走りがある。
陸上の走り方で足が速くなるかけっこ教室の弊害は以前からこの場で訴えていますが
今回は「守備」にクローズアップを当てて書いていこうと思います。

もちろん私のレッスンでは、正しいサッカーの走り方や姿勢なども教えています。

前方には特化している陸上の走りとサッカーの走りの違いや弊害について具体的な例を挙げて書いていきます。
先日とある都道県選抜の練習を・・・

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見学してきました。

東京都トレセンの中学生の練習です。

この場ではAとBに分けられて練習が行われていました。
まず一つ言えるのは”体つき”が違う。ということ
ここでいう”体つき”とは”発達している筋肉の部位”が違うということです。

そして”ボールの見方”です。
Bの方は体全体がボールに向いていることが多く、Aの子達はそうではありません。
これはコーチの話の聞き方から顕著でした。

何が違うのか?

それは姿勢(構え)の問題です。
Bの子達は腰が高いのです。要するにボクシングなどのファイティングポーズの構えのように

”足が開いていない”

足が棒立ちなのです。

Aにいる子たちは違います。

どんな違いが起こるのか?

一人一人のパーソナルスペースが全く異なるのです。

丸く動ける構えのAはスペースが広く前にしか動けないBの子は狭い。密集している。

日頃からの立ち方や歩き方、構えが違ければ発達していく筋肉が異なるのは当然ですよね?
動きや見た目からして顕著な違いがありました。
これは先天的なものだけでないのは明らかです。

サッカーに適した姿勢はサッカーをうまくします。
まさにそれが現れていました。

技術的には上手いのかもしれません。
それでも技術を使いきれない
なんか物足りない・・・
では使ってもらえないのはもちろんですよね。

問題は”コーチ達がわかっていないこと”

それでもそこにいるコーチたち全てがこの違いと修正点がわかっていないから
この現象はそのままになっているのです。

だからなんとなくAとBにだけ分けられています。
違いは違和感としてわかっているのでしょう。
でも直し方まではわからない。

AとBの差は姿勢の継続性に過ぎません。

要するにBの子達は陸上の走りに近く、サッカーの走りではない。
ということ。
さらに言えば放置され続けてきているのです。今までもこれからもです。

守備も軽いBの子達

走りが前にしか動けない。
腰が高い。

それでは足を一回出せば次に動けるはずはありません。

守備が軽い。
と言われる子はたいていのこのパターンです。

もっというと
”戦っているように見られない。”

これは監督やコーチの立場から言えば重要な問題です。

センスがあるのに戦っている姿勢が見られないから出してもらえない。
こんな子はたくさん溢れています。

姿勢ができるようになればいいだけなのに
放置されます。

まとめ

動ける範囲が広がれば、動ける範囲全体に興味を持つのは当然です。
視野すらも変わってくる。
監督やコーチからも雰囲気だけでも信頼される。

サッカーの走り方や姿勢をしっかりと学ぶこと。
これは習慣の問題で誰でもできると言い切れます。

サッカーの一流はこの形に自ずとどの選手もなっているからです。

私が関われる子達には正しいサッカーの姿勢を身につけてもらおうと思います。

谷田部

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