オフザボールの話(ボールをもらうためのポジション採りと守備の動き)


こんにちは
谷田部です。

最近の小学生や中学生のレッスンで気になったことを書いていこうと思います。

オフザボールとは?

よく聞く言葉ですが
単純に言えば

ボールがない時の動き方

の話です。
サッカースクールと違い
試合になればボールを持っている時間はほとんどありません。

サッカースクールで習う、ボールを持ってからドリブル突破やパスの前に必要なのは

ボールをもらうための走り方と位置採り

これが大変重要になります。
ドリブルで抜けない。
というのはボールのもらい方の時点で終わっていることが原因のことも少なくありません。

初心者だけかと思いきや、長くサッカーをやっている子もできていない

初心者のお子さんもボールコントロール以上に
どこに走ったらいいのか。
試合になればまずそこが親御さんから見て気になるはずです。

しかし、ある程度やっている子でもこの動き方の”基本”を知らない子ばかりです。
プロや代表クラスでもこの”基本”の動き方をわかっていない人がまだまだいるくらいです。

ボールがない時のベーシックを知るだけでもサッカーが変わる

ボールがない時の動き方の基本は
守備にも攻撃にも直結します。

そして『攻守の切り替えが遅い』という選手にも大きく関係します。

特にボールコントロールに自信がない段階では特に
一番最初のボールをもらうところが上手くいくだけで、ドリブルの失敗率は大きく変わります。

・ファーストタッチでミスをする
・相手のプレッシャーが早い。
・ボールをもらう際に相手が近い

これらはオフザボールで解決できることです。

落ち着いてボールを落ち着ける環境を作る
落ち着いて守備に貢献できる

「落ち着いてプレー」をするために重要なのが”オフザボール”なのです。

そのためには

「走り方」、足の運び方とコースどりが非常に重要になります。

このベーシックの動き方を覚えるだけですぐにできるのです。

書籍やDVD、youtubeやチーム、スクールで教えることはまずありません。
出来る子や出来る選手は教わることなく、自然とやっています。

そうした技術的内容と戦術的理解を叩き込みます。

なぜチームやスクールで教わらないのか?

W杯を見てもらえればわかると思いますが
チームのコーチや監督。
というのは「マネジメント」が仕事です。

いい選手を選び、ピックアップしてチームを構築する。

日本語の「監督」は、英語表記で「manager」です。
出来る子を選ぶことは世界中のサッカーコーチや監督はできますが
「作る」をできないのは世界共通です。

それは日本のサッカー界も同様なのです。

そうした時、厳密にいうと
私自身はサッカーコーチという肩書きとは違う存在になります。

マネジメントではなく、

技術を入れて、戦術を入れる。選手一人一人を作り改善する唯一の存在

それが私谷田部です。
日本に限らず、世界にもそうした存在は存在しません。

来週より、韓国を足がけに世界中を回るつもりです。

まずはご相談ください。
夏休み前のスケジュールのご相談増えております。

お待ちしております。

谷田部

補足:2023.7.11

5年前の記事ですが、今なおオフザボール。
ボールがないところのポジショニングや動き方というものをしっかりと教えてもらえる場というのは皆無です。

私もしびれを切らし、原理原則から学べる講座を作ってしまったくらいです。
本当にどこのチームやスクールもボールを持った状態からの練習が多いというのが共通項です。

試合では全員がボールを持っている。という状況はありえません。がドリブルスクール的な足技スクールなどは一人ボール一個がマストです。
ボールをもらう位置。パスのもらい方。考え方。
という概念はどちらかというと数多くやった上で覚える。というのがこの業界のある意味常識ですが、
その常識で上手くならない子はどうしたらよいのか?

という点で個人レッスンや今回の原理原則基礎クラス。というものでお教えしています。

貰い手や他の動きが理解できると自然とボールを持った時の動きというものも上達します。
周囲の動きを理解することでメインの動きというものもはっきりと浮き彫りになるからです。
まずはお気軽にご相談ください。

セレクションやチームの試合でのほとんどの時間のボールのない状態でアピールできる。
そんな方法すら教えている個人レッスンです。

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