こんにちは
谷田部です。
今年の初めはそこまで感じていなかったのですが夏の初めころから確信に変わったことです。
小学校3年生や小学校4年生が感じた伸び悩みを
小学校2年生を持って持ってこられる方が増えた。という事実
かねてから、低学年での競技化を危惧してきた私ですが
とうとうここまで来たか。ということをようやくブログに書くことができました。
まぎれもないこれは事実です。
そのための低学年専門スクールとチームを設立
スピードを出そうがパワーがあろうが小学校2年生でも埋もれ始める時代に突入
昔から言っているのが
低学年の競技化により、子供たちは活躍するために
トップスピード、フルパワーを駆使し、低学年はプレーしています。
それが小学校3年生4年生あたりから周りのスピードアップや体の成長によって
逆転していっていました。
今までは小学校2年生では、トップスピードやフルパワーで活躍出来ていたはずです。
それがもうまさに通用しなくなってきてしまっている。
これでは伸び悩みでサッカーから離脱していく子が増えていってしまいます。
そう、初めて間もないほうが
「サッカー辞めようかな」「サッカー向いていないんじゃない?」「サッカー辞める?」
は簡単なのです。
なぜこのような現象が起き始めているのか?
今の子たちの身体的成長が急激に早くなった。のか?
といえばそうは思いません。
原因はそうした、スピードやパワーにさえ、対抗できる「技術力」の躍進だと考えています。
要するに身体的、スピードやパワーを上回る
「ボールコントロール技術」
を持つ子が増えた。
そしてもう一つは
「サッカーを競技としてやっている子が増えた」
という点です。
私が懸念しているのは後者であり、サッカーを競技として行っている低学年が増えている点です。
サッカーの競技化の低年齢化の危険性
サッカーは遊びです。
そして日本の場合、本格的な競技化の入り口は小学校3年生あたりからだったのが
競技化していない「遊びの場」の中に「競技としてのサッカー」をする子が急激に増えている。ということです。
レクリエーションの場に「ガチ勢」
普通に考えれば興ざめものです。
もちろん活躍は出来るかもしれません。
ただし、その場合あくまでも
大人の縮小版でしかないサッカーをさせられている
というのが大半です。
遊ばなければならない時期をすっとばし、いきなり仕事だけ
先々どんな弊害が出るのでしょうか。
私は以前よりも大変この状況を危惧しております。
もちろん今現在伸び悩み始めている。と感じているお子さんをお持ちの方に対しては修正改善しています。
そして修正改善は可能です。
ただし、周囲に惑わされてご自分のお子さんをつぶさないような方向性はご提案させて頂いております。
正しくサッカーを続けてピークを下に持ってくると
後々の反動が強い。これを何度も繰り返しているこの業界です。
正しく続けて正しく今ある課題を解決していければと思います。