【保存版】大人数の強豪高校でレギュラーになる方法(後編)


こんにちは
谷田部です。

今日は昨日の続きですね。
【保存版】大人数の強豪高校でレギュラーになる方法(後編)
ということでより”やり方”について書いていこうと思います。

昨日と今日書いて思うのは、特に昨日のは
言葉足らずの部分も多く、誤解を与えかねない取られ方のリスク

今日の内容も”鍵をかけないと書けない”当時の固有名詞も多々ありますw
ちょっとあえてわかりやすくするために、、、致し方ないかなと
変に本人たちに確認をするのはやめてくださいw

一方的に覚えているエピソードであればかなり恥ずかしいのでw
では書いていこうと思いますw

~ここから会員限定~

今回の実戦の前に必ずやるべきこと

今日紹介する内容は、簡単に言えば喧嘩を売りにいく状況
味方を事前に増やしていくこと、信頼を勝ち得ていくことが重要です。

・雑用仕事は率先してやること
・時間は誰よりも早くいくこと。
・練習もできれば最後まで残ること
・練習も誰よりもバッチリやること

なぜなのか?は読み進めていくとご納得していただけるはずです。
これはあくまでも今思い返してだから言えること。

※私自身はこれらを計算ではなく、自然とやっていたことだけは先に述べさせて頂きます。

5軍・6軍レベルはとにかく紅白戦で相手チームになったエースを潰す

5軍6軍にいるからといって腐っているのは本当にもったいないです。
とにかく、紅白戦をがんばりましょう。
練習試合よりも紅白戦が重要です。

とにかく、5軍6軍の中で一目置かれる存在になる。のは当然です。
目標はトップチームであれば問答無用です。

いかに相手チームになったエースを封じるか。
味方チームにエースがきたらいかにいいパスを出して気持ちよくプレーさせるか。
ミスをフォローしてやれるか?

結果的に自分がいるチームが常に勝つこと。
どこのカテゴリでも誰もが認めるエースを認めさせること。
これがとにかく上にいく秘訣です。

たまに上のカテゴリから落ちてきた奴を徹底的に上のやり方でやるのも大切です。
自然と下のカテゴリでやばいやつがいる。
と話は広まります。
表面上はかなりウザがられますが、一過性です。

そこまで嫌な奴が自分のチームになる。となればそれほど心強いものはありません。

とにかくカテゴリに関係なく、上がったその場で
「君臨すること」
これを常に心がければ自然とチャンスが巡ってきます。

試合に出れればポジションは無視しろ

与えられたポジションで頑張れない奴はどこに行こうがチャンスは与えてもらえません。
最近はこのポジションしかできないから、、、層が厚くてうんぬん

正直。「だからダメなんだよ。」
と思います。
とにかく出られそうなら出る。

空腹で死にそうであれはやだこれはやだ。言う奴は勝手に飢えろ。
これと同じです。

かく言う私もFWでした。
が層の厚さと上には上がいるなあ。ということで最終的にはDFラインに入りました。
中田浩二さんもボランチやDFでしたが、元々はFWです。

帝京の場合よほどでなければ攻撃的ポジションの選手ばかりいてあとはGK。
選手獲得のバランスは最低だと思いますwアホなんじゃないか?とすら思います。
それでも、それぞれが自然と出られるポジションをやっても能力が元々高いのでどうにかなった。という典型です。

一つにこだわるより、そこでいかに結果を出してやろうか?
確固たる地位を作れるかが勝負です。

これは社会でも同じだと思いますが、、、

強いものが共に獲物を狩って、分け合って食う。ようなものだと思ってもらえれば
それがいかに自然なことか想像は難しくないはずです。

監督やコーチは基本シャイでビビり

基本的に初対面の人間を口説くときに
いきなり「好きです」で成立する方が難しいはずです。

この業界、監督コーチという人間は
「誰かの紹介」が大好きです。

特待生やスカウトで取る際も必ず、他の誰かの意見に耳を傾けます。
言うなれば自分自身の独断というのはなかなかしません。
もっというとリストアップされればとりあえず目を通します。

リストアップすらされなければ、見てもらうことすらままならないのです。
だんだんとやっていくとわかりますが、監督というのはトップチームのコーチの言うことよりも
”お気に入りの選手”の声に耳を傾けます。

いわばチームキャプテンやエースです。
そう、チームキャプテンやエースに覚えてもらうためには
とにかく、どのカテゴリでも下克上し続け、彼らにたどり着いてやっつけるか。味方につけるかしかないのです。

このときに、周囲の信頼や評価がついていなければ、ただのうざい奴です。
どんな奴?と周囲に聞かれたときに、実はいい奴なんだ。
というのが非常に大事になってきます。

だからこそ、最初のリスト

・雑用仕事は率先してやること
・時間は誰よりも早くいくこと。
・練習もできれば最後まで残ること
・練習も誰よりもバッチリやること

が生きてくるのです。
けんかするには先に周囲を味方につけておくと後々が楽になってきます。の典型です。

自分の場合はその年代のエースFWの推薦がきっかけ

自分の場合の一つ目の転機は、自分の代の先生お気に入りのエースをしっかりとマークして止めまくったこと。
結局、彼が対外試合の空きの出たポジションで
誰かおすすめを先生に問われたときに「谷田部」の名前一つで
大きく動きました。

これもあくまでも紅白戦がきっかけです。
しかも彼が怪我でカテゴリから落ちてきたときの、、、

そこからはとんとん拍子ですね。
ベルマーレのフットサル日本代表で活躍していて
最近亡くなった同期の久光にも世話になりました。

彼も相当、同期では浮いていたのですが、一目置いてからは色々教えてくれたのは大きかったです。
彼の高いテクニックは口が悪くても認めざるを得ませんでした。
ヴェルディ出身の彼は一度認めてくれてからは、皮肉も多いながらも細かな貴重なテクニックの数々を教えてもらいました。
上手い選手対策や上手い選手が何を考えているか、、、など
だからよその上手いやつなんか全部止めろ。と
自分以外の上手い奴は潰せwと

ここまで早く亡くなったのは非常に残念で仕方ありません。
ボール以外のところの駆け引きや考え方をたくさん教わったのは忘れられません。

そこからはとんとん拍子です。
同学年のエースは上の学年のエースと出身チームが一緒だったりします。
そうすると情報共有なども自然とどの学年にもされていきます。

上の学年のエースでは高橋泰(ロアッソ熊本トップチームコーチ)さんなどもいたのですが、シュートブロックばかりして
めちゃくちゃ機嫌を損ねて、あとでやられるぞ。と周りがびびっていたのを思っています。

当の自分は
「大丈夫でしょ!」と
止めたのは事実だけど自分が悪いわけじゃないし、、
とあっけらかんでした。

結果的にもやられたりは一切ありません。
むしろそこから可愛がってもらったくらいです。

チームのエースとのコミュニケーションは重要

自分の高校時代入ったばかりのエース格であれば
アントラーズCROで元日本代表の中田浩二さんが自分が一年生の時の三年生
他にも木島さんや金杉さん(現レジスタ監督)他その当時の有名と言われる選手がたくさんいました。
自分的には一切興味なしでしたがw
それでもなんだかんだ絡ませてもらった方だと思います。

いいかどうかわかりませんが、
たまたま中田さんのことを「中畑」さんと自分だけ呼んでいたことがきっかけでやたらと一緒にいる時間が増えました。
実際に「中畑さん」って呼びかけてたのが自分だけだったのでw
これはあくまで事故ですが、、、

試合の応援で「なかーたこうじ」と呼んでいるので
自分の中では「なかはたこうじ」さんとばかり、、、

たまたまの形でも、とにかく当時のキャプテンとやたらと一緒にいたので
周囲のどの人にも覚えてもらえたのはラッキーでした。

別に名前を間違えろと言っているわけではありません。
そして別に中田さんが面倒見がよかった。というわけでもありません。

今思うと、先輩たちに可愛がられる?上からこられやすい?というのが功を奏した形です。
先輩相手でも嫌なものは嫌です。とはっきり言っていたのでw

先輩が絶対の中、さらに学年ごとの連帯責任で怒られる中、あの当時ではあり得ない反発をするので面白がられた感もあります。
しょうがないから折衷案というか妥協案すら出してあげていましたw
こんな感じの方がいいと思いますよ?と
それも面白がられていたように思います。

先輩の奢りのラーメン屋でラーメンを頼む先輩の前でチャーシューに卵トッピングとかw
やたら先輩みんなネタにしながら怒ってましたw

それでも嫌でもエース格とのマッチアップは監督コーチの目に入ります。
印象も残ります。

自チームのエースを潰す。活躍させる人間はチーム内で評価が上がります。
これはブラジルでも全く同じでした。

存在感や周囲に印象を与える方法

チームのエース格の先輩とのコミュニケーション
強制のスパイク磨きや付き人制度はエースにつく
エースのボールを投げる役
付き人制度的なものは往々にして利用する
長距離の走りなども一番を目指すというか一番になれ!

誰よりも早く行って用意する
誰よりも最後まで練習をする(先生に今やっている練習とやれることを見せて印象つける)
どんなくだらないことも一番を目指す
面白いことでもとにかく一番を目指す。
先輩のすね毛を誰が一番早くもらってこれるか?みたいなくだらない競争すら一番!
一発芸も全力で!

先輩のアドバイスは聞け
教えてくれる先輩にはもっと聞け!

どうしてもつるむなら同期より上の年代とつるむ

まとめ

大所帯のチームというのは「上手い選手」はたくさんいます。
そしてその差というのも微々たるものです。

言い方を変えれば政治力
人間関係のドラマが求められます。

いかに上手に乗りこなすか?
肝心なところで勝負できるかどうか?

変なプライドを捨てて自分よりすごいと思ったら素直に吸収させてもらう。
教えてもらえるなら教えてもらう。

その中でしっかりと実力も認めてもらうこと。
これが非常に重要です。

ぜひこれから、こうした強豪校へチャレンジしようと思っている子たちの
何かしらのヒントとして活用してもらえれば幸いです。

谷田部

 

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