みんなが参考にしてる「アオアシ」の話


こんにちは
谷田部です。

今日はよく聞かれるのですが、
サッカーの漫画を参考にしてもいいのかどうか?
という点

昨日のスピリッツのアオアシも読みました。
最近は特にアニメ化もされたアオアシについて聞かれることが非常に多いので、、、
ジャイアントキリングや他のサッカー漫画も比較的目を通している谷田部が
今日は昨日の「アオアシ」の内容について書いていこうと思います。

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参考にしてもいいのか?悪いのか?

アオアシについては連載当初から必ず目を通しています。
正直よく出来た漫画だと思います。
そして答えとしては「参考にしてもいい」と思います。

しっかりと取材し、勉強されているのでしょう。
先日のライブでも全員の位置を把握するなんてできるのでしょうか?
という質問もあったのですが、あれは出来ます。
ただ、あれ以上に全員の感情すらもしっかりと把握できるんです。

俯瞰の目でポジションを把握記憶、、、とか
ただ、やはりサッカー界の人間に取材しているからでしょうね。
「なにかもう一つ」を本人たちの表現から引っ張りきれていない感があるんです。

私もどちらかというと上手い選手たちにインタビューというか質問攻めと観察でここまできたから言えるのは
本当にもうちょい、、、めちゃくちゃ惜しいところまで来てるんです。
基本的に取材対象が言葉での表現が下手だから、、、仕方ないのですが、、、

昨日の内容の「時間の蓄積」と「視る」の違い

昨日の内容が、私も個人レッスンでやった内容と被ったので興味深かったのですが、
パスを出す側の見るタイミング、、

普通の選手は目でアイコンタクトを送ってから出す。それはもちろんです。
ただ、今回の内容が、「見るタイミング」と「時間の蓄積(経験則)」なんですが、
そもそも、上手い選手の視野の範囲と目の使い方って全く異なるんですよね。

私も個人レッスンではぼんやり見る方法から入るのですが、
さらにいうと視野も広げられます。

耳の後ろの方までは視野としてトレーニングで広げられます。
ただただ、みんなそのやり方を知らないのです。やり方を覚えるとできます。

さらに、全体の動きの流れというか、こうなるパターンの蓄積に関しても
見るべきものをしっかりと見て繰り返していくと自然とそのパターンになってきます。

そしてそれを鍛えるには、そうした能力を持った選手と常にやるほかないのです。
その中で注文を受けながら、成長する。

私はある程度のレベルになって初めてそうした部分も子供達に注文し始めます。
ある程度のレベルの一部での表現になるとこれを「感じて動け」と表現します。

漫画から知識を得てるコーチはしょぼい

先日もあったのですが、アニメ放送後の次の日の試合で
アオアシのアニメで行っていた三人目の動きについてもっともらしく指示するコーチがいた。と

これ日本中で起きてそうですよねw
もちろん刺激を受けるのはいいのですが、あまりに単純すぎて、、、

子供達も見ているからわかりやすいから共有しながら、、
ならわかるのですが、いかにももっともらしく言っている人の方が多い印象です。

まあこの辺のネタバレは面白がってみてみると笑えるネタになりますw

まとめ

アオアシについてコミックやアニメで子供たちが読むのはいいと思います。
ただし、週刊連載で読むのはお勧めしません。

今は九条の大罪とう形での連載ですが、ウシジマくんを連載していた作者の作品や
ちょっと大人の話も同時に掲載されている雑誌だからです。

まあそれでも関係ないよ、、
というご家庭であればそれはご判断です。

漫画であれ、活字やリアルの刺激以外から受ける刺激は考えるきっかけになります。
ただし、その内容を鵜呑みにせずに「現実だとどうなんだろう」という
比較や疑問を持ちながら活用して欲しいと思います。

谷田部

 

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