ラダーとジグザグドリブルでサッカーが上手くなるはずがない


こんにちは
谷田部です。

今日はよくある「ラダートレーニング」と「ジグザグドリブル」の
無意味さについて書いていこうと思います。

これをやっているチームやスクールはたくさんありますが、
ほとんど意味をなしていません。特に公園サッカーで多く見かけますよね。
大体が時間つぶしのための代物になっています。

本来であれば意味が全くない。ということはないのですが、
意味がない形でやっているところばかりなので、そうした見極めと
そうならないための意識。について書いていこうと思います。

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ラダーとはそもそも何のためのもの?

ラダーとは簡単に言えばアジリティと呼ばれる”機敏性”や
頭から足へ命令を出す伝達神経系・認知と正確に動かす。というトレーニングです。

主に様々なステップワークばかりに注目しすぎているのが最低のトレーニングの仕方です。
このステップが出来るよ。

とただただ、スピードばかりを優先してやっていませんか?

毎回正確に同じ足の着き方。同じ角度で、毎回できているか?
ただこなしていて
ラダートレーニングだけ上手くて速い。
という子がたくさん続出しています。

あれが出来たからサッカーが上手くなるか?
と直結させられている子がどれだけいるのか?

ラダーをラダーだけ。と特化させて実際のプレーでどのように生きるのかを理解している選手がどれだけいるか?
と同じようにコーチ陣がその活かし方を理解していないことがほぼほぼです。

ただのパフォーマンス的時間つぶしになっているラダートレーニングばかりなのは見ていてうんざりします。

ジグザグドリブルは上手くならない?

ジグザグドリブルばかりが上手い子。後ろに下がるドリブルが上手い子
果たしていつ使うのか?

大体の子が下を向いているか。または足元に入りすぎてパスを出せないような持ち方ばかりしています。
挙句やたらと後ろに下がっていく。

ジンガとかもっともらしく言っていても、足技のジンガを作ったのは
群馬の土屋兄弟ですよ?
弟さんの土屋健二氏が有名ですが、お兄さんが作ったそうです。
そのお兄さんはうちで一緒に働きたいと来ましたがあまりのうさん臭さに完全スルーしましたw

ばっちり日本人です。

そんなものをありがたがって何をそんなに映え意識をしているのか?
もうよくわかりません。

世界の選手の誰がジンガをしているのか?
ペレのドリブル時に足元のステップをジンガと表現されたものの、日本のジンガと呼ばれる足技とは到底かけ離れています。

特にジグザグドリブルはお父さんたちの自己満ばかり
チームでやっているものもたいていコーチたちがさぼれるような時間を作るもの

本当の意味でのアウトサイドが出来ていないのは何となく、やらされているジグザグドリブルのせいです。

世界では、一定のリズムのドリブルなど相手に読まれる。と言って当然のようにやりません。
これはある意味で日本式のトレーニングとも言えます。

SNS映えのためのジグザグドリブルではなく、本来の意味
アウトサイドで出る。インサイドのどの部分で毎回触る。など目的意識をもって
下を向いた流れ作業にしないこと。これが本当であればめちゃくちゃ大事です。

並べ方でどやって私のSNSにもたくさん流れてきます。
そしてアドバイスを、、、なんて来ますが「意味ないだろこれ」は言えないので無視していますw

まとめ

ラダーもジグザグドリブルも自主練習の定番となっています。
ただ、考えてみてください。

テスト前に、基礎は大事だから!といって漢字ドリルや計算ドリルをひたすらにやりまくる。
しかも早くできるよ!

とやってもそれは実践で使えるものとは違います。
なにをしたらよいかわからない。といってやたらとリフティングばかりやるのも見当違いです。

こうしたことがわからない子は勉強もできないんだろうな。。。と思います。

しっかりとその時その時の課題とテーマを持って自分を鍛えること。
客観的に自分を見る。
最終的には自分自身の中に答えはあるのですが、その中の何をチョイスして磨いていくか。
それは周囲を見渡せないと最適解には至らないと思います。

こうした部分を理解して自主練習を構築していくことが本当に上手くなりたいのであれば大切です。
それはチーム練習の中のラダーやジグザグドリブル時にも同じことが言えます。
ご参考ください。

谷田部

 

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