相手の「矢印」を見ろ!って話と実際の使い方


こんにちは
谷田部です。

最近は漫画「アオアシ」の影響で
相手の矢印(進行方向)を見ろ!

という表現を多く聞きます。

今日はこれをどのように理解してどのように使いこなすのか?

これを理解することと、あとは理解した上での使い方について書いてみようかと思います。

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「矢印」で大事なのは向き合わないこと?刺されないこと?

この「矢印」という表現
実際には相手の進行方向ということだと思うのですが、これを理解して結局何がどうなれば使いこなせているのか?

最初は1vs1で相手と向き合わない。から始まり
マークを外すのに相手の進行方向の真正面に立たない。とか漫画の中だと要するに
相手の視野や視界として表現されています。

さらにそれはマークを外す動きとして相手の視界から隠れること
そして未来予測として描かれています。

小学生中学生は「ドリブル時」で矢印は意識すべき

漫画での一番最初の1vs1のシーン
やはりサッカーやってない人が書いたんだな。というのが、”正面同士”なのに吹っ飛ばしてるところ(単行本25 252話一つ目のコマ)
正直あの絵だけさらっと見ても私自身ピンときませんでした。

これはちょっと違うんですよね。
もちろんお互いの矢印が合うというのは要するに「向き合っている状態」
これは別に足が止まっている状態なので、直接的には守備に有利です。

ただし、それだけで取られることはほぼないんです。
ではどうしたら取られてしまうのか?

それは同じ方向に並んだ時にフィジカルでやられるんです。
肩と肩で力でつぶされます。

闘牛士のようによけろ!は非常に惜しくて
そもそも体(腕や肩などの側面)に触れさせないこと

これが大切なんです。
側面に触れられるとは矢印を同方向に向き始める。ということです。
相対しているうちはまだ大丈夫なんですよ。

ただし、同方向に並ばれた瞬間、やばい、、、んです。

まとめ

前回も書きましたが、非常に読みごたえもあり、取材ばっちりですが、
ところどころやはり「惜しい」んですよね。

ドリブルでまずは矢印を覚えて向き合わない。というよりも同方向に行くきっかけが向き合う
なので、本当に上手くなりたければ
「とにかくずらす」ということ相対して相手の手が届くところで反転されると
手で触れられてスピードを落とされ同方向に並ばれやすくなります。

だから触られない距離で、同方向に並ばれないように「ずらしていく」のが大切なんです。
一生懸命相対してからのフェイントにしないように、向かっていく時からずらしまくればフェイントすらも不要になります。

触り方とコースを一直線にしない。またはそれをおとりにすれば相手は同方向に反転しながら並走するのが難しくなります。

こうした部分をぜひ理解して読み、応用してもらえればいろいろと変わってくるはずです。
ご参考ください。

谷田部

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